糖質制限ダイエットをするにあたって、まず商品の「栄養成分表示」を見る方も多いと思いますが、「糖質」「糖類」「炭水化物」の違いをご存知ですか?
糖質制限しているつもりが、思っていたより糖を摂取してしまっていた!
なんてことがないように、この3つの栄養素の違いについてまとめたいと思います。
糖質制限で痩せる理由
まず根本的なところから。
糖質は体内に取り込まれるとブドウ糖となり血液に入っていきます。
その結果血液の中の糖(いわゆる血糖値)が上昇し、今度はインスリンという血糖値を下げるホルモンが体から分泌されます。
このインスリンが脂肪の分解を抑制してしまう為、糖をたくさん取る=太るという結果になってしまいます。
では外部から糖の摂取を抑制するとどうなるか?
体は血糖値を維持するために、体に備蓄されている脂肪をエネルギーとして使用するため、体の中のタンパク質を使っていきます。
そして蓄えられていた中性脂肪などが減り、糖の摂取を控える=痩せるという結果になります。
糖質制限ダイエットに関わる糖質・糖類・炭水化物
この3つの要素を1つにまとめると、こんな感じ。
炭水化物→糖質に食物繊維を含めたもの
糖質→糖類を含む糖全般のこと
糖類→糖質の中の、ぶどう糖や果糖、砂糖などの単糖類・二糖類
ということで、最近よく出回っている糖類0g食品は、単糖類・二糖類が入っていないだけで、実は糖が含まれているなんてことも多いのです。
なので糖質制限ダイエットをする時は、「糖質」の量を見るのがポイント。
炭水化物とは
もっとも多く必要とされる栄養素で、体の中で1gあたり4kcalのエネルギーになります。
栄養成分表示に記載されている炭水化物の量は「糖質」と「食物繊維」を足した合計値です。
糖質の記載がない成分表の場合、この炭水化物の値でおよその糖質の量を把握することができます。
逆に言えば、食物繊維の量が分からないとはっきりとは糖質の量が計算できないので、目安程度にしかなりません。
糖質とは
糖の最小単位である「単糖」から、単糖が2つ繋がった「二糖」、単糖が3〜10個繋がった「オリゴ糖」、それ以上繋がった、でんぷんやグリコーゲンなどの「多糖」を呼びます。
栄養成分表示で糖質の量が分かれば明確ですね。
糖類とは
糖質制限ダイエットにおいて注意すべきものが「糖類」。
上記の通り、糖質の中の一部を呼ぶ名称です。
ちなみに「糖類ゼロ」というのは食品100gあたり糖類含有量が0.5g未満の場合に表記が可能となるもの。
なのでゼロと言ってもまったく入ってないとは言えず、糖類以外の甘味料で甘くなっていることもあるので気をつけましょう。
糖質ダイエットにおすすめの食品
こんにゃくなどの陳列棚にこの商品を見かけた方も多いのではないでしょうか。
糖質0g麺は名前のとおり糖質0g!平麺と丸麺タイプがあり、糖質0g麺を使用したレシピ本もあるので
飽きずに糖質ダイエットが続けられるのでおすすめです。