安い金利と充実したサービスが魅力的な住信SBIネット銀行の住宅ローン。
前回はメリット(良い点)とデメリット(悪い点)を記事にしました。今回は、デメリットのひとつに挙げた「住信SBIネット銀行の住宅ローンは本審査に落ちやすい?」という点について体験談を混じえて深堀りしていきたいと思います。
ちなみに前回の記事はこちら。
目次
SBIの住宅ローンに本審査で落ちた人がたくさんいるのはなぜ?
ネットを色々調べていると、住信SBIネット銀行の住宅ローンで仮審査に通ったのに本審査で落とされたという人は結構いる模様。
我が家は新規借り入れなので特に本審査に落とされると入居予定が崩れかなり困る。。。ので、ネット銀行については本命を住信SBIネット銀行に、保険にじぶん銀行を選び審査にのぞみました。
結論からいうと、本審査に住信SBIネット銀行は通り、じぶん銀行は落ちました!
本審査に通る・通らないの差を振り返る
同じネット銀行で、本審査に住信SBIネット銀行は受かり、じぶん銀行は落ちた理由は何なのか。2つの銀行の申し込み時の違いを振り返ると、
対面申込とネット申込の違いがあった
そう。住信SBIネット銀行は提携銀行に入っていたので対面で書類を書き申し込みをし、じぶん銀行は入ってなかったので個人で動いてネットで申し込んでいたのです。
対面の住信SBIネット銀行の方では、対応してくださったお兄さんに「いずれすべて見ることになるから、マイナスになる要素も正直に書いておいた方が良い」と言われ、我が家の住宅ローン審査にとって不利な条件を備考欄につらつらと書きました。枠からはみ出すほどだったので、(これ仮審査落ちたわ・・・)と思いながら。
ただ抵抗としてプラスになりそうなことも書いておきました。(例えば共働きの世帯収入や貯蓄額など)
一方じぶん銀行は、フォーマットに沿って普通に書き、わりとすぐに仮審査に通ったと連絡が来ました。
後日住信SBIネット銀行も、落ちると思ってた仮審査に通っており、2社とも本審査に望むことに。
本審査時の書類の違い
対面申込だった住信SBIネット銀行は本審査は逆にフォーマットに沿って普通に書くのみ、
ネット申込だったじぶん銀行は、我が家のマイナス要素の経緯の書類を揃えてからの本審査で、その必要書類を揃えるのに結構苦労しました。
で、結果、本審査に住信SBIネット銀行は受かりじぶん銀行は落ちてました・・・。
ネット銀行は可能な限り仮審査は対面申込にすべき!
ネットで色々と調べてみると、仮審査に通って本審査に落ちた人の共通点に仮審査をネットで申し込んだということは結構あるようでした。
どうやらネット申し込みだと、例えば
・年収に見合った借入額かどうか
・勤続年数が短くないか
など、表面的な部分のみ見ており、仮審査が通ったあとの本審査で初めて申込者と物件について深く調べた結果、何かしら問題が見つかって落ちるとのこと。
これは住信SBIネット銀行に限らずネットで申し込める住宅ローンに共通することなのかも。
仮審査に通ってから入居までに気をつけるべきこと
ついでに接客してくれたお兄さんに、仮審査に通ったあと本審査に通るためにこれから何に気をつけたら良いかを聞いたところ、
・借入額を増額(変更)しないこと
・本審査通過後も入居まで新たに借り入れをしないこと(例えば車のローンとか)
で、対面で仮審査に通ったのであれば、ほぼほぼ本審査も通りますよ、とのこと!
まとめると
住信SBIネット銀行の住宅ローンの本審査に通るためには
・対面で申し込むこと
・仮審査の時点で不利なことも正直に申告すること
・融資額を途中で変更しないこと
・新たな借り入れをしないこと
以上が体験を経てポイントになるところなのかなと思いました。
窓口で申し込める「MR.住宅ローンREAL」
さてその住信SBI、ネット銀行ですが窓口で申し込め、ネット完結住宅ローンとほぼ内容の変わらない「MR.住宅ローンREAL」という商品があります。
東京・神奈川・大阪・愛知・福岡と主要都市に窓口があり、相談料は無料。
ネットで仮審査を申し込む前に対面相談してみても良いかもしれません。
対面の必要がなさそうな方はネット経由が楽でお得
これまでの経歴に問題がない方、金利など条件が良ければ特定の銀行ではなくても良い、という方はネット経由が楽&お得でおすすめです。
住宅ローン一括仮審査申込サービス
住宅本舗の住宅ローン一括比較サービス。
SBIマネープラザを含め、80金融機関の中から比較・検討可能(審査は一度で最大6社)。これまで10万人が利用しているので一括操作系はやっぱり需要があります。
サイトに各金融機関に申し込んだ場合の「金利」「諸費用」「総支払額」もシミュレーションできるので分かりやすいです。
モゲチェック・プラザ(注:借り換えの方)
新規借入ではなく借換の方向けのサービス。住信SBIネット銀行よりも低金利で紹介を受けられます(個人ではなく専門家が銀行と交渉するため、有利な金利を引き出せる)。
住宅ローン返済額の平均引き下げ金額は340万円で、本審査承認後に成功報酬としてコンサル料が発生しますが金利削減額の10%(上限50万円)なので下げ幅が大きい人ほどお得。
相談は電話で済むのでまとまった時間が取りづらい方にも◯。
大きなお金の動くマイホーム購入は慎重に検討して進みたいですね!